クララな朝
「クララが立ったっ!」
アルプスと聞くと、ついこのセリフが脳裏に浮かぶ。
が、そこに見えているのは『日本アルプス』。
クララもハイジもいない(はず)。
いるのは雷鳥や柴田○恵だ(のはず)。
と、さっきからオレは何を言っているのだろうか。
週末の夜、仕事に疲れたカラダを引きずるように東京駅から家路に着こうとしたオレは何を考えたのか、そのまま北陸新幹線の最終に乗ってしまった。
で、翌朝の今、元『世界で一番美しいスタバ』でコーヒーを飲み、目の前の運河をぼんやりと眺めている。
その先には冠雪の日本アルプス。
嗚呼。
「クララが立ったっ!」
(以下、最初に戻る)
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